もはやサービスの質が芸術の域に達していると言われている品川高級デリヘル

黒色のレオタードを着た女性の後ろ姿 イラスト

性風俗に関して「芸術」なのか「性的な刺激を単に与えるものなのか」という判断は、かなり難しいラインだではないかと考えられます。

芸術であってもその時の流行り廃りがあるわけで、例えばギリシャ彫刻は「人間の肉体を究極まで表現すると神に近づく」と考えられた結果で、それだけ美しい肉体を持ったものがモデルを務めたのです。

古代オリンピックはキィウギを全裸で行って競いました。ここに女性が足を踏み入れてはいけないものだったのです。ギリシャ彫刻は男性のペニスが詳細に描かれているのですが、これは誰も「エロ目線」で観るものではないと認識しています。

ただ、この彫刻を創造するのに、性器の部分に神経を使っているのは明らかです。「ここを特に」ということではないにしろです。

身体のどの部分をとっても美しいということが、神に近づくことなのですから、ペニスの美しさも必要だということは理解できます。

それではもしエレクトしていたのであれば、これは芸術的ではないのでしょうか。たとえエレクトしていたとしても、ギリシャ彫刻であれば「芸術性の高いもの」とした位置づけになっているはずです。

実際に日本においての男根信仰において、エレクトしていない張り型はありません。日本の各地に男根祭りはありますが、神奈川県の川崎市で行われる「かなまら祭り」、新潟板尾のほだれ祭り、ともに巨大な男根が街を練り歩くという奇祭です。

さてこれにモザイクを掛けるのかといえば、そうではありませんよね。かなりリアルで筋まで浮き出るようなエグイ作りなのですが、それでもモザイク処理はされません。

これをしてしまえば、日本の風俗の否定になってしまいますよね。生殖の神秘はかならず性欲が出発点です。人間の場合エロがなければ種も滅びてしまうのですから、そのことに着目すれば男根を「ご神体」として崇める信仰があってもあたりまえなのです。

真摯に向き合っていればエロではないということではありません。エロが生命の神秘を司っているわけです。どのように線引きすれば良いのか、じつに迷うべきもののような気がします。

ちなみにかなまら祭りが行われている金山神社は「エイズ避け」の神様として参拝客を集めています。とはいえ風俗営業法が規制している性風俗特殊営業の中で「これは芸術性が高いのか否か」で迷わなければならないものは、まずありません。

しかし風俗営業に関しては、先日のダンス規制でも語られたように、何を規制すべきなのか、どうして規制するのかということは、大変ナーバスな問題です。